首都プラハ(チェコ)のグリーン・ブルーカード取得や起業の基本情報

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首都プラハ(チェコ)のグリーン・ブルーカード取得や起業会社設立の基本情報

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首都プラハ(チェコ)ロングステイ(長期滞在)アクセスや治安の基本情報

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首都プラハ(チェコ)で1ヶ月のロングステイ住居や滞在費の基本情報

もともとチェコは、オーストリア=ハンガリー帝国時代に早くから産業革命が進み、1930年代には世界第7位の工業国として発展していました。

1989年の民主革命後は、市場経済への移行を目指した経済改革を実現し、1993年にスロヴァキアとの分離独立を経て、経済成長率がプラスに転じる一方で、低い失業率、安定したインフレ率を維持し、「チェコ経済の奇跡」と称賛されました。

しかしながらその後、法制度の未整備等が原因で、不正蓄財の横行、不良債権の拡大、通貨危機等さまざまな問題に直面し、90年代後半は深刻な不況に陥ってしまい、直接投資の拡大が景気を引っ張る形で1999年移行はプラス成長に転じ、欧州経済が低迷する中で2004年にEUに正式加盟したことなども後押しして高い成長を続けてきました。

2008年に入ると物価上昇やチェココルナ高騰などの影響を受け、景気は徐々に減速し始め、同年の国際金融危機以降、急激に景気が低迷してしまい、昨今はドイツをはじめとする周辺諸国の景気回復に伴い、2010年、2011年はともにプラスの成長でしが、欧州債務危機等の影響から2012年はマイナス成長となっています。

現在の主要産業は、機械工業、化学工業、観光業など。輸出の主要品目は、自動車および自動車部品、通信機器など。輸入の主要品目は、自動データ処理機器、自動車部品、通信機器など。貿易最大相手国は輸出入ともにドイツが圧倒的で、輸出の場合はEU27向けが全体の8割以上を占めています。

ドイツに次ぐ輸入相手国は中国。

JETROプラハ事務所の調査によると、2011年12月末の時点でチェコに進出している日系企業は263社。そのうち製造業が98社となっています。

以下からは、日本人がチェコで働く方法についてお伝えします。

一般的にチェコ国内で働くためには、労働許可証またはグリーン・カード、ブルー・カードのいずれかを取得していることが条件となります。

それぞれの内容、申請方法について簡単に説明していきます。

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首都プラハ(チェコ)の労働許可証取得の基本情報

■労働許可証

労働許可証の申請先は、チェコ国内の就労地を管轄している労働事務局。

主な申請書類は以下の通り。申請書(ウェブサイトよりダウンロード可)、パスポートの写し(個人データ記載のページ)、資格(学歴)取得証明の公式翻訳、雇用者の当該外国人雇用宣誓書、500Kc分の収入印紙。

使用者または申請人から委任を受けたその他人物による代理申請も可能で、その場合は委任状を必要とする。労働許可証の有効期間は最長で2年間で、必要に応じて更新申請が可能で、その場合、有効期間満了日の3カ月前から30日前までに行わなければならず、更新前と使用者や就業場所、業務内容が異なっていてはいけません。

仮に労働許可を取得せずに労働したり、あるいは許可されている内容以外の労働を行っていることが発覚した場合、最高1万Kcの罰金が科せられ、使用者にも最高500万Kcの罰金が科せられます。

首都プラハ(チェコ)のグリーン・カード取得の基本情報

■グリーン・カード

2009年より導入されたグリーン・カードは簡単に言うと、滞在・労働許可証のことで、EU域外の外国人を対象にしており、労働許可と滞在許可を一体化した制度である。グリーン・カードが発給される職は、求人後1カ月経過してもチェコ人、EU諸国民の中から被雇用者を見つけることができず、空席となっているポストであることが前提となっており、企業が労働・社会福祉省の管理するデータベースに登録するシステムで、該当企業をウェブサイトで検索することができ、グリーン・カードの申請先はチェコの在外公館のほか、国内の内務省地方支局でも可能。申請の際は当該ポストの業務に求められる条件を満たしていることを証明する必要があります。

グリーン・カードは対象別に以下の3種類あり、有効期間がそれぞれに異なる。A.大卒者(有効期間3年・延長可)、B.対象となる職に求められている資質を持つ労働者(有効期間2年・延長可)、C.その他(有効期間2年・延長不可)。

グリーン・カードの発給が可能である旨の通知を受けたら、在外公館から長期ビザを取得してチェコに入国する流れになる。入国後は3業務日以内に内務省地方支局に出頭し、生体認証データを提供すると同時に、グリーン・カードの発給手数料2500Kcを支払い、さらに居住地を管轄する外国人警察で、居住登録を行わなければいけない。

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首都プラハ(チェコ)のブルー・カード取得の基本情報

■ブルー・カード

グリーン・カードとは別に、2011年より導入されているのがブルー・カード制度で、求人後1カ月経過してもチェコ人、EU諸国民の中から被雇用者を見つけることができず、空席となっているポストが前提という点はグリーン・カードと同じですが、高資質の外国人労働者誘致を目的としており、大卒者あるいは3年以上の高等専門教育修了者が対象。対象ポスト就業に関する1年以上の雇用契約を締結した者で、契約書にはチェコ平均賃金の1.5倍以上に相当する契約賃金が明記されている必要があり、有効期間は、雇用契約期間に3カ月追加した期間で、最長2年間。延長も可。

発給から入国後の手続きは、グリーン・カードと同じ。

ブルー・カード保持者の特権としては、有効期間中に雇用契約が終了した場合、3カ月以内であれば別の使用者を見つけて就労することが認められており、ただし有効期間中に再度職を失ってしまった場合、ブルー・カードは無効になってしまいます。

ちなみにチェコの労働法によると、労働時間は最長で1週につき40時間と定められており、有給休暇は年間4週間が基本。最低賃金は1週40時間労働の場合、時給48.11Kc、月給8000Kcとなっています。

会社を設立する場合、外貨制限はなく、基本的にチェコ企業と同等の扱いとなり、よって外貨100%も認められています。

法人形態のうち一般的なのは、有限会社(s.r.o.)と株式会社(a.s.)。合資会社(k.s.)と合名会社(v.o.s.)
は税法上の理由でドイツ語圏の投資家などに利用されています。

以下、一般的な設立形態といえる支店、有限会社、株式会社について簡単にまとめています。

首都プラハ(チェコ)で支店やの基本情報

(1)支店

チェコ法人ではなく、外国法人の代表として機能し、責任は外資企業の本社にあり、支店は本社と一致した事業活動以外は行う権利がない。また外国法人の支店は、制限なく不動産を取得することが可能。

(2)有限会社

いわゆる中小企業に適用され、単独(個人または法人)の設立証書、あるいは上限50名の法人または個人が締結した設立趣意書によって設立される、有限会社は株を発行せず、出資者の拠出額により会社の持分と、それに伴う権利、義務が決まり、有限会社の場合、会社統治は株式会社より簡潔で、取締役会を設置せず、法的経営責任を1名もしくは複数任命する(法律ではその人数に制限はない)。

最低資本金は20万Kc。

現金以外の出資は、商業登記する前に払い込む必要があります。

(3)株式会社

大企業に適用され、法人の単独株主の場合は設立証書により、複数株主の場合は設立趣意書によって設立され、株式会社は無記名株式、または登録株式を発行できます。

株式会社の法的機関は取締役会で、株主が1名の場合を除いて取締役会の構成員は3名以上でなければならず、最低資本金は200万Kcで、公募によって設立される場合は2000万Kcとなり、株主は定款に定めた期間内(遅くとも会社設立から1年以内)に発行株価額を払い込む必要があります。

商業登記に先立って、会社および支店は営業許可証を取得する必要があり、そのためにはまず代表責任者を任命しなければいけません。

会社のそれぞれの活動については、それとは別に代表者を指名する必要がありますが、1名の代表責任者は複数の営業許可証の活動に責任を持つことが可能。

商業登記は会社の設立後、あるいは営業許可証やそれに相当するものの発行から90日以内に管轄地域の商業裁判所に登記を申請し、その際に必要な主な書類は以下の通りです。

提出書類のフォームは、法務省のウェブサイトから入手できます。

設立者の有効な設立証明書(発行日より3カ月以内のもの)、設立証書に署名し、登記手続きを親会社の代表として行う人物の権限を証明する書類(発行日より3カ月以内のもの)、設立証書(設立趣意書または会社定款)、取締役の署名、資本金振込証書、取締役あるいは監査役全員の署名付きの信用宣誓書、取締役および監査役の日本の無犯罪証明(発行日より3カ月以内のもの)、営業許可証、裁判所に対する会社登録申請書、申請者がチェコ国内に住所を有さない外国人の場合、会社設立に関連して商業登記に記載される人物に対する委任状、会社所在地となる不動産権利証明(所有権、賃貸契約等)。

登記の際にかかる手数料は6000-1万2000Kc。

登記後30日以内に税務署への登録および納税番号の取得を行い、投資の優遇措置についても説明します。

投資プロジェクトのために新設される企業の場合、最高5年間にわたって法人税が免除され、既存企業の事業拡張、
チェコ法人企業の近代化プロジェクトの場合は、最高5年間にわたり一部法人税が免除されます。

次回は、1カ月滞在した場合にかかる生活費のシミュレーションと、現地でロングステイを実践している日本人のリアルな生活などについてお伝えします。

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