モロッコ(マラケシュ)の物価や生活費とは?滞在先選びの方法とは!

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第4回モロッコ「マラケシュ」情報

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今回はモロッコ「マラケシュ」の
生活費などをお伝えします。

モロッコ(マラケシュ)の物価や生活費とは?滞在先選びの方法とは!

多くの新興諸国がそうであるように
モロッコもまた、地域間・社会間の
格差という問題を抱えています。

富裕層や中流層、貧困層の生活には
歴然としたレベルの差があり
人々にはそれぞれの生活に
応じた物価感覚が根付いています。

そのため、モロッコの物価を
ひとくくりに語ることは非常に難しいといえます。

例えば、賃貸住宅なら
月額20万円以上の超高級物件から
月額1万円程度の格安アパートまで
かなりグレードに差があるし
外国人や富裕層向けのレストラン
や美容院では一般の相場の倍近い
料金を取ることも珍しくなく
また、都市部と農村部でも
物価水準にはかなりの差があるといいます。

つまり、マラケシュのような
都市部で東京と同じような
暮らしを送ろうとすれば生活費は
それなりに高くつくし、逆にローカルの
人々に近い暮らしを徹底すれば
月5ー6万円で滞在することもできます。

マラケシュの物価情報

その点を踏まえて、マラケシュの
物価について簡単に説明していきましょう。

基本的に、モロッコ国内で調達
できるものは日本よりもかなり
安価で手に入れることができ
例えば、モロッコでは第一次産業が
さかんなため、小麦や米、豆類、
オリーブ、野菜類、くだもの、コーヒー、
お茶といった農産物のほか、牛肉や
鶏肉、羊肉などの肉類、大西洋や
地中海で獲れた魚介類などが
非常にお手頃な価格で市場に出回っています。

また、屋台やローカル向けの
食堂であれば、コーヒー1杯が
8DH前後、サンドイッチが15DH前後
料理1皿5ー10DH程度など
リーズナブルに済ますことができます。

一方、国外からの輸入品は
高くつくことが多く代表例としては
しょうゆや味噌などの日本食材
そして外国製の缶詰やお菓子
シャンプー、化粧品といった品々です。

これらは日本の1.5ー2倍ほどで
売られている場合が多いため
日本と同じ食事や日常生活を
希望する人にとっては悩ましい問題でしょう。

また、輸入品といえば
モロッコでは電力も海外から
輸入しているため物価水準に
対して電気料金が相対的に高い。

例えば、一般的な家庭でも月200
ー300DH程度、先進諸国並みの暮らしを
送る家庭では月1万円を超えることも少なくないといいます。

それでは以下、このような事情を
考慮しつつ、マラケシュでなるべくコストを
抑えてロングステイするための
シミュレーションをしてみましょう。

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モロッコ(マラケシュ)ロングスティのコスト

まずは、予算で最も大きなウェイトを
占める住居費を抑えるための拠点選びです。

前述のローカル向け格安物件は
気になるところですが観光ビザのみ
(滞在許可証なし)の外国人が
借りることは非常に難しく

一方、ヨーロッパ人の観光地
リゾート地として人気の高いモロッコには
こうした旅行者向けの短期貸しアパート
や貸別荘が充実しており、もちろん
マラケシュも例外ではなく、ネットで
「marrakech +holiday+rentals」
「marrakech+apartment+rent」などの
キーワードで検索すると、いくつものブッキングサイトがヒットします。

ただ、これらの施設は最低でも
1泊20EUR、マンスリーなら
月額600EUR前後が相場。

高級ヴィラに至っては
1泊500EUR以上というところも
ザラで、予算のないロングステイヤーに
は少々敷居が高い。

そうなると、やはり最も現実的なのは
市内の安宿に長期滞在するという方法で
そこで今回は、マラケシュ旧市街(メディナ)に
位置する安宿に宿泊し、節約を心がけた場合の
1ヵ月の予算をシミュレーションしてみました。

モロッコ(マラケシュ)生活費シュミレーション

■住居費(シングル/トイレ・温水シャワー共同/1泊70DH)
……約2100DH(30日間)
■光熱費
……宿泊代に込み
■ネット代
……宿泊代に込み
■食費(屋台/安食堂メイン、交際費も含む)
……約3600Dh
■携帯電話(現地で本体[中古]+SIMカード購入)
……約300DH
■交通費(バス、タクシーなど)
……約500DH
■その他、雑費
……約1000DH

■合計
約7500DH

約7万円前後。

海外旅行保険代や航空チケット代
砂漠ツアーなどの観光費を除いた
滞在費は、シミュレーションによれば
7万円を切る結果となりこれは現在の
円高がかなり貢献している数字とはいえ
滞在コストという観点から見ると
マラケシュはロングステイ候補地として
十分にポテンシャルを有しているといえるでしょう。

それでは以下、マラケシュで
ロングステイやデュアルライフを
送る日本人たちの声をもとに
現地でのリアルな暮らしに迫ってみましょう。

モロッコ(マラケシュ)現地生活情報

マラケシュに住み始めて6年目となる
Kさん(38歳/女性)。20代の頃
ギャラリーでアルバイトをしていた
Kさんは、販売するモロッコ雑貨の
買い付けのため、年に数回のペースで
アフリカを訪れていたといいます。

モロッコのスークは、衣類や日用品を
はじめ、バブーシュをはじめとする革製
品、生地、ジュエリー、カゴ細工、
真鍮製品などなど、バラエティ豊かで創作
意欲をかきたてる数々のアイテムの宝庫でした。

「モロッコと日本を往復する生活が
続くうち、少しずつ私自身もモロッコで
雑貨の制作をするようになっていました。
するとモロッコに身を置く時間が1ヵ月、
2ヵ月と次第に長くなって行き
2000年頃にはすでに1年の半分を
モロッコで過ごすような生活になっていました」

観光ビザ(ノービザ)の場合
日本人は3ヵ月間モロッコに
滞在できるため、あえて長期ビザ(滞在許可証)は
取らなかった。3ヵ月ごとに日本とモロッコ
を往復しながら、日本の仕事とモロッコでの
制作活動を両立するというスタイルは
まさに理想的なデュアルライフといえます。

Kさんはその後、現地で出会った
モロッコ人男性と2007年に結婚。

モロッコへの移住を見据え
「そろそろビザを取っておこうか」と
思い立ち、配偶者ビザ(滞在許可証)を取得したといいます。

「私は自分でラバトの日本大使館に
足を運んで必要書類を揃え、現地の警察に
申請をしてとくに問題なく取得できました。
でも、モロッコの行政手続きに関しては
住んでいるエリアによって必要書類が
異なったり、政権交代などによっても
必要書類に追加や変更が生じたりする
場合があるので注意が必要です。
例えば、私が結婚の届け出をしたときは
宗教を選択する必要はとくになかった
のですが、その2ヵ月後に確認したときは
宗教選択に関する書類がもう増えて
いました(笑)。また、砂漠に近い
エリアでは、結婚時に常に宗教の選択が
必要となるようです」

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現在は、旧市街のスークの中に
夫とともにアトリエを構え、オリジナルの
モロッコ雑貨を制作している。また、現地の
工房から仕入れた革製品やカゴバッグ等を
オンラインストアで販売も行っているようです。

その後、子どもにも恵まれたAさんは
夫と娘(2歳)と3人で市内に部屋を借
りて暮らしている。
「マラケシュにロングステイするなら
メディナ(旧市街)の中に滞在するの
がおすすめです。治安面では新市街に劣りますが
最もモロッコらしい生活を楽しむことが
できるエリアです。新市街なら、おしゃれな
ブティックやレストランが多いギリーズ地区や
マジョレル地区もおすすめです。

マジョレル地区とはイブ・サンローランが
所有するマジョレル庭園の周辺一帯のことで
比較的治安がいいエリアといわれています」

そんなKさんの住まいは
閑静な住宅街にある一軒家の半地下部分。

間取りは2部屋+広めの廊下、専用庭と
サンルーム、キッチン、トイレ、バスルームと
いった構成で、家賃は2800DHです。

「物件は、自分の住みたいエリアの
不動産屋を回って見つけました。
市の中心部からも近く、とても便利です。
固定費としては、家賃のほかに夜間の見回り
をするガードマン代が約1000円、光熱費が
5000円程度、ネット代1800円ぐらいと
いったところでしょうか」

光熱費とネット代込みで
3万5000円以下となれば
東京よりもかなり安い印象です。

東京のワンルームの家賃で
毎月の生活が賄えるというマラケシュでの
生活は、なんだかとても魅力的に思えるが……。
「昨今、マラケシュの地価はすごい勢いで
上昇しているのですが、それでもまだ手頃な
賃料の物件はたくさんありますし、新鮮な野菜や
肉も安く手に入りますから、東京より
まだまだ物価は安いかもしれません。

ただ、東京と違って、こちらの暮らしには
あらゆる意味で“タフさ”が求められます(笑)。
例えば、“強い体”。マラケシュは夏の
最高気温が50度、冬の最低気温は5度程度と
寒暖の差が激しい。さらに、日本と違って
かなり乾燥しているので、体調を崩す
日本人は少なくないといいます。
ここでは、とにかく自分の体調管理は
きちんとしなくてはいけません」

モロッコの医療事情

Kさんによれば、モロッコの
医療事情は「お世辞にも“良い”とは
言えない」レベルなのだといいます。
「知人から聞いた話ですが、せっかく
病院が最新の医療設備をそろえても
それを使いこなせる人材がいないから
結局使うことができなという笑え
ない話を聞いたことがあります。

医療がそんな状況ですから
自分のことをよく知り、体を
いたわりながら無理せず暮らすことが
大事だと思います」

また、モロッコにはイスラム教に
よる断食の習慣、そして男尊女卑の傾向など、
日本人にとってなじみのない文化がたくさんあり
「そういった宗教の違い、文化の違いは
対人関係においても例外ではありません。

ですから、(現地の人々に対して)理解に
苦しむことも多々あるでしょう。
また、この国で日本人の存在は珍しく
周りからかなり好奇の目で見られるこ
ともしばしばです。だからこそ、
それらを全部おおらかに受け止めて
気にせず臆せず前に進んでいける
“物怖じしない精神”が必要なんです」

物怖じしないタフな精神力については
さきほども少し触れたように、さまざまな
行政手続きの際にも必要になり必要書類の
煩雑さ、担当官ごとに判断が異なる
申請条件やルール、そして英語が
通じにくいという言葉の問題……。

それらは現地で暮らす日本人にとって
避けられない難関でもある。
「でも、モロッコの人々はとても
フレンドリーで、まるで昔の日本みたいに
みんなすぐにしゃべりかけてくれるんですよ。
そして、困ったことがあった時は
いろいろな人たちが助けてくれる。
私も現地の友人知人たちには
ずいぶん助けてもらいました」

遠い異国の地で、仕事をし、家庭を築き
子どもを育てて行くことを選んだKさん。

その決め手はいったい何だったのだろう?
「10数年前、モロッコのスークの中に
迷い込んだ私は、そこですべての人や
モノがごちゃまぜになって、等価な存在として
佇んでいる光景にとても興奮しました。

そして、そのごちゃまぜの中から
見つけた“素材”を集め、それらを作る
“手”とともにものづくりをはじめました。

10年以上経った今も、この迷路の
町が育んできたものづくりの文化は
私を魅了し続けています。

そしてこれからも、この街で
そんな宝探しのようなものづくりを
ワクワクしながら楽しんでいきたい。
そんな風に思っています」

1000年にわたって続く
混沌都市マラケシュ。

そのカオスの渦の中で迷い
同化してはじめて見えてくるもの。
それはひょっとすると、変化のない日常の中
で迷子になっていた“自分らしい生き方”
そのものなのかもしれませんね。

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