モロッコ(マラケシュ)のロングステイと会社設立や住居と就労ビザ情報

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第3回モロッコ「マラケシュ」情報

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アフリカの中では比較的豊かな国と
いわれるモロッコ。

2010年の一人当たり
GDPは約2850米ドルで
成長著しいベトナムやインド
フィリピンをも上回るレベルと
なっています。

経済においては
農業や水産業のほか
製造・加工業が大きな割合を
占めています。

また、世界の埋蔵量の3分の2を
占めるリン鉱石を使った化学肥料
リン酸の製造もさかんです。

2005年にモロッコ政府に
よって発表された「エマージェンス計画」
では、2015年までにGDP1000億DH拡大
2013年までに44万人の雇用創出を
目標とし、コールセンター等の
オフショアリング、電子産業
自動車産業、航空産業などに
重点を置く方針が掲げられています。

また、物流のハブ拠点を
目指してインフラ整備に力を入れるほか
再生可能エネルギー(太陽エネルギー、風力発電)の
利用促進も目指しており、複数の大規模な
プロジェクトが進められています。

外資の呼び込みにも積極的で
税制優遇措置が適用される
フリーゾーンが各地に設置されています。

日本からの進出も徐々に増えており
住友電工(自動車向けの電線製造)や
矢崎総業(ワイヤーハーネスの製造)など
の企業が進出を果たしています。

モロッコ(マラケシュ)の世界遺産と観光産業

また、数多くの世界遺産を
有するモロッコでは観光も
重要な産業の一つです。

モハメッド六世国王は2010年11月
観光開発に関する包括プラン「Vision2020」
を発表。2020年までに海外からの
観光客数を現在の2倍、国内の観光客数を
3倍、さらに観光収入を1兆DHまでに拡
大することなどを目指しています。

なお、モロッコでも一時
アラブの春(チュニジア、エジプト、リビア等の
アラブ地域で巻き起こった一連の民主化運動)の
影響が懸念されたが、王室に対する信頼や
比較的好調な経済などが幸いし
憲法改正が行われる程度で収束しています。

モロッコ(マラケシュ)の失業率

一方、問題点としてあげられるのは
失業率です。年々、低下傾向にあるものの
2010年の失業率は9.1%と横ばい状態が
続いており、とくに都市部若年層の
失業率は15ー24才で31.3%、25ー34才で
19.1%と非常に高く、社会的な課題
となっており、その理由の一つとして
企業が求める人材と教育のミスマッチ
が指摘されており、人材開発など
教育セクターでの改革が急がれています。

モロッコ(マラケシュ)の外国人の就労ビザ発行情報

こうした背景もあり、外国人の就労ビザ
(被雇用者向けの滞在許可証)の発行
要件は年々厳しくなっており、そのため
モロッコで起業した場合、優秀なスタッフを
自国から呼び寄せることが困難になり
現地でビジネスをする外国人
の悩みの種となっているといいます。

このように投資の場としては
それぞれにメリット/デメリットが
あるモロッコですが、以下からは
そこでビジネスをはじめる際に必要な
手続きについてお伝えします。

モロッコ(マラケシュ)でビジネス開業手続き情報

まず、モロッコでは基本的に
外資100%による投資は認められています。
ただし、戦略的資源の運営に
直接関係する部門(リン酸の製造/販売など)や
一部の農業、金融、そしてフリーゾーン外での
オフショアリングなどは外資の参入が
認められておらず、また、外国人投資家による
農地の購入も不可となっています。
※長期リースは可能

外資として参入可能な形態としては
有限責任会社(SA)、私的有限会社(SARL)、
パートナーシップ(合資会社、合名会社)のほか
外国法人の支店や駐在員事務所などがあります。

この中で、もっとも一般的なのは
有限責任会社(SA)または私的有限会社
(SARL)として進出する方法です。
そのため以下はこの2つの形態について
説明していきます。

まず、有限責任会社(SA)は
5人以上の株主、最低資本金30万DHが必要です。

会社の経営には、取締役会(5ー12人の株主)
監査役会(同)が携わる。

一方、私的有限会社(SARL)は
パートナーシップと有限責任会社の
ちょうど中間に位置するような形態で
1名もしくはパートナー1名での設立が
可能(ただし出資者は50名を超えてはいけない)。

最低資本金は1万DHからとなっています。
経営は、単独または複数の管理職によって
運営される(管理職は出資者以外から任命される)。

モロッコ(マラケシュ)の法人手続き方法

法人設立手続きとしては
まず管轄の投資地方管理センター(CRI)に
法人名の登記を行う。ここは2億DH未満の
投資プロジェクトにかかわる許認可を
迅速に取得できるよう支援する機関で
マラケシュの場合はCRIマラケシュ
(www.crimarrakech.ma)に申請します。

さらに、資本金を銀行口座に入金し
市長による登記書の認定を受けます。
その後、CRIにて財務省、通商機関への
税金、社会保険などに関する書類の提出
県庁への申告書提出、法人印の作成
管轄の税務署への納税者登録を行い
さらに、会社設立後はすみやかに新聞や
公式の官報に公告を出すことが義務づけ
られているといいます。

会社設立の手続き、必要なライセンス
税制などのさらなる詳細については、
モロッコ投資開発庁(www.invest.gov.ma)の
ウェブサイトを参照ください。

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モロッコ(マラケシュ)の就労ビザ取得情報

一方、会社を設立後、自らが社員として
就労ビザを取得する場合、どのような
手続きが必要になるのでしょうか?

労働許可証および就労ビザの
取得については、前回の記事でも
お伝えしたとおり、非常に変則的で
煩雑なルールが適用されます。

そのため、正確な情報をつかむのは非常に困難のようです。

投資開発庁のウェブサイトによれば
外国人が仕事の契約を得るためには
まず雇用主が労働省から外国人雇用の
許可を取る必要があるといいます。

その際には、いくらの賃金で雇用するか?
また被雇用者の職務経歴書、パスポート
のコピーなどの書類に加え、その仕事が
モロッコ国内の人材では代替できない
理由および証明が必要になります。

そのため、少なくとも1社以上の新聞に
アラビア語とフランス語による募集広告を出し
国内で人材を調達できなかったこと
を証明しなければならないといいます。

さらに、とくに明記されてはいないものの
外国人を雇うためには現地人4名の
雇用義務が発生するという情報もあるようです。

また、設立手続きには現地の弁護士
や公証人のサポートが必要となるため
信頼できる専門家とのコネクションも
必要となり、もし起業を検討している場合は
まずはモロッコ大使館や日本貿
易振興機構(JETRO)に相談し
確実な情報をもとに手続きを進める必要が
あるでしょう。

ちなみに、雇用許可が下りて
労働許可証さえ取得できれば
就労ビザについてはわりあいスムーズに
発給されるといわれています。

労働許可証を取得したら
まず住居を探し、家賃の領収書や
滞在資金証明とともにマラケシュ市の
中央警察署で就労ビザの申請をする
(発給までの所要期間は1ー2カ月)

就労ビザは通常1年間の有効期限で
雇用契約期間の範囲内であれば
毎年更新することが可能となっています。

また、家族を同伴する場合は、申請時に
日本から「婚姻証明」または「戸籍抄本」を
持参し、現地の日本大使館にてフランス語の
翻訳証明を付けて提出しなければいけないため注意が必要です。

情報の少なさ、そして外国人の就労に
対する規制強化などを考えると、個人が
モロッコで起業する際のハードルは
非常に高いというのが事情です。

ただ、モロッコには日本食レストランを
出店したり、モロッコ雑貨を日本向けに
製造・販売するなど個人ベースでも
ビジネスを展開している日本人が
少なからずいます。

強い意志と具体的なビジネスプランが
あるならば、ぜひチャレンジして日本人
のモロッコ進出の先駆けになってもらいたいものです。

さて、以下からはマラケシュ滞在時の
拠点選びについて考察してみましょう。

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モロッコ(マラケシュ)の滞在時の住居とホテル選び情報

(1)ホテル・安宿を利用する(滞在期間:3ヵ月以内)

ノービザで滞在できる3ヵ月以内であれば
ホテルでの長期滞在が無難といえます。

モロッコ屈指の観光都市である
マラケシュには、高級ホテルから
格安ホテルまでさまざまなタイプの宿がそろっています。

バックパッカーや長期滞在者向けの
安宿は、メディナ(旧市街)の中心
フナ広場の南東の一角に集中しています。

「オーテル・メディナ」や「シンディ・ス
ッド」などのように、アットホームで
こじんまりした宿が多く、価格帯はバス
・トイレ共同のシングル部屋が
1泊50ー100DH前後とリーズナブルな設定になっています。

さらにうれしいのは、マラケシュの安宿は
清潔でスタッフの対応も良好な場合が多いく
もちろん設備は質素ですが、そのため
他国の激安ゲストハウスに比べ
快適なロングステイが期待できます。

さらに安く上げるには
ユースホステルを利用する方法もあり
ドミトリー形式で1泊30ー40DH前後で
泊まれるのがうれしく、また、ホテルの
中には屋上やサロンを開放して安く泊めて
くれる場合もあるので各ホテルに確認してみよう。

また、モロッコならではのホテル
「リヤド」に泊まってみるのもいいでしょう。

リヤドとは伝統的な邸宅を改築した
モロッコ建築のホテルで、格安のものから
超高級のものまで市内に200軒以上あるといわれています。

安宿は基本的に予約の必要はないが
ベストシーズンには満室になってしまう
ことが多いので、この時期だけは
3日前ぐらいまでに事前予約したほうが無難。
また、人気のホテルは1ヵ月以上前に
予約を入れておいた方がベターです。。

モロッコ(マラケシュ)でアパートメントを借りる

(3)アパートメントを借りる(3ヵ月以上)

前述のとおり、3ヵ月以上の滞在には
かならず何らかの滞在許可証が必要となり
この滞在許可証を得るには、モロッコ国内に
住居があることを証明する必要があるため
まずはアパートメントか一軒家を借りることになります。

マラケシュでは近年、不動産価格の
上昇とともに賃料も上昇傾向にありますが
東京に比べればまだまだ安く、家賃は
立地や建物のグレードによってピンキリで
外国人向けの高級物件は一軒家で
月額1ー2万DH程度、アパートは2ー4LDKの
間取りで月額8000ー1万5000DHが相場です。

一方、ローカル向けの物件は広めの
2LDKで2500DHぐらいから見つけることが
でき、リーズナブルです。

なお、一般的に、新市街よりも旧市街の方が家賃は安い傾向があります。

モロッコ(マラケシュ)での住居探しの方法

物件を探す場合は、現地の不動産業者に
依頼するほか、住みたいエリアを回り
近くのガードマンなどに尋ねると
空き物件を教えてくれたり、家主を
紹介してくれる場合があり、また
モロッコの日刊新聞「Le Matin」や
「L’Opinion」の住宅案内欄にも
情報が載っているほか、現地に知人や
口コミを介して紹介されることも多いといいます。

契約する際には、エアコンがあるか
シャワーの水は十分に出るかといった
ファシリティ面のチェックをしっかりすること。

契約時は、1カ月分の家賃、保証金
(家賃1ヵ月分相当)のほか、不動産業者に
仲介を頼んだ場合は家賃1ヵ月分の
仲介料プラス税金20%が必要になります。

基本的に観光ビザだけでは部屋を
借りることは難しいが、オーナーとの
交渉次第で可能な場合もあります。

このあたりの事情は、オーナーによって
かなりルールが異なるので、できれば
アラビア語かフランス語の堪能な知人に
同行してもらい、しっかりと契約条件に
ついて確認することが重要です。

次回は、マラケシュでの1ヵ月の
滞在費シミュレーション、そして現地に
長期滞在した経験を持つ日本人の体験談を
もとに、現地のリアルな暮らしについてお伝えします。

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