インド長期滞在アライバルビザ取得や治安など観光や留学の注意点の最新情報

Pocket

インド長期滞在アライバルビザ取得や治安など注意点

インド「デリー」第2回
第1回の基本編はこちらをクリック♪

デリーに長期滞在する場合
日本人のわれわれにとって
デメリットとなりうる点がいくつかあります。

具体的には、以下の3つのポイントです。

①夏期(4月-10月)の暑さが厳しい
②治安面に不安がある
③長期ビザが取りにくい

まずは「夏期の暑さ」について。

デリーの気候については前回の
コラム
でも触れましたが
とにかく夏期の暑さは相当に厳しい。

デリーはいわゆる内陸性気候で
1年は乾季、暑季、雨季の3つの
気候に分けられます。

とくに暑季にあたる4~7月は
最高気温45℃超えも珍しくないほど
の酷暑に見舞われます。
続く7月下旬から8月にかけては
雨季になります。
ただし日本の梅雨とは違って1時間
程度のスコールが1日に数回降る
というイメージです。

この間は暑さに強烈な湿度が加わって
不快指数はさらにアップします。

いずれにしても夏期に滞在する場合は
長時間の外出を避け、熱中症などに
気をつける必要があります。

一方、デリーは年がら年中暑いわけでなく
乾季(9月下旬-3月)になると平均気温
15-20℃の過ごしやすい日が続きます。

日本で言えば、夏の軽井沢のような
イメージです。

ただ、12月下旬から1月半ばにかけては
最低気温が5℃前後とかなり冷え込むので
この時期には冬物の上着や暖房器具が
必要になります。

気候面から考えると、初めてインドで
ロングステイを経験するなら、やはり
乾季がおすすめといえるでしょう。

ただ乾季のベストシーズンを狙って
旅行者も増えるので、良い宿は早めに
確保するなどの工夫も必要です。

治安についての注意点

続いての不安ポイントは治安です。

経済発展の最中にあるインドでは
全体的な社会情勢は安定している
ものの、宗教や民族間の対立などに
端を発する事件が各地で発生しています。

首都デリーも例外ではなく
近年では2008年9月のデリー南部の市場で
の爆弾による事件が発生し、そして昨年9月に
高等裁判所の入口付近で爆弾が爆発する事件が
発生している。

ロングステイするなら、外務省や日本大使館が
発表する最新の危険情報をチェックし
標的になりやすい場所(軍、政府、宗教関連の施設)
になるべく近づかないようにするなどの
警戒心を常に持つことが大切です。

また、日本人がスリや詐欺などの
トラブルに巻き込まれるケースも
多数報告されているようです。

スリや置き引きをはじめ、法外な値段で
品物を売りつけられる、タクシーの運賃を
めぐるトラブル、列車内での睡眠強盗など
には十分に注意することです。

日常の防犯対策や住居の安全対策については
外務省の海外安全ホームページ
「在留邦人向け安全の手引き 在インド日本国大使館」
に詳しい情報が掲載されているので参考にしましょう。
詳細は1番最後にあります。

ビジネスビザやアライバルビザ等について

さて、3つ目のデメリットはビザの問題です。

日本人がインドに入国する場合
必ず何らかのビザの取得が必要になります。

中でも最も取得が簡単といえるのは
「アライバルビザ」でしょう。

国内での事前取得の必要がなく
パスポート(残存有効期間が6ヶ月以上)と
顔写真1枚、復路の航空券、申請費60USドル
(約4625円)を用意すればデリー
ムンバイ、コルカタ、チェンナイの4つの
国際空港へ到着時に発給してもらえるものです。

ただし、有効期限は30日間で更新は不可。
しかも、一度インドを出国したら2ヵ月以上のインター
バルを置かないと再びアライバルビザを取ることはでき
ないという決まりがあります。

ロングステイヤーにとっては、使い勝手の
いいビザとは言いがたいのが現状です。

この「インドを出国後2ヵ月間は再入国不可」
というルールは、観光ビザ(後述)にも適用されます(※1)

そのため、近隣諸国へ出国して観光ビザを取り直し
再び入国するという方法が使えなくなったからです。

これはインドでの長期滞在を目指すロングステイヤーに
とって非常に大きなハードルとなっています。

そこで以下、ロングステイ期間別に
必要なビザの種類をまとめてみました。

(1)観光ビザを取得して滞在する(最長6ヵ月間)

インドの観光ビザの有効期限は6ヶ月で延長は不可。
一応、マルチプル(何度でも出入国自由可能)と
いうことになっていますが、上記の「2ヵ月ルール」により
いったんインドを出国してしまうとビザの有効期限内で
あっても2ヶ月間は再入国ができないのが実情です(※2)

そのため、観光ビザでの長期滞在はどうがんばっても
6ヵ月間が限度となります。

ちなみに、ビザの有効期限はインド入国日ではなくビザ
の発行日から起算されるため、滞在期間には注意が必要
です。

申請は、東京または大阪のインドビザ申請センターで
行い必要書類は「パスポート(残存有効期限6ヵ月以上
余白2ページ以上)」「パスポートサイズの顔写真1枚」
「申請書(英文)」で、申請費用は2135円。所要日数は
おおむね2-3日となっています。

また、東京の申請センターでは郵送サービスも行ってい
ます(所要日数は15営業日前後)

なお、最後にインドを出国してから再び6ヶ月以内に
観光ビザを取得する場合は、ビザセンターで担当者に
よる面接を受けなければなりません。

また、旅行会社にビザ申請代行を依頼することもできます。
その際は手数料が4000-7000円程度かかりますが
ビザセンターに出頭する手間が省けるので
忙しい人や遠方に住まう人は利用するといいしょう。

「スポンサードリンク」

学生ビザ取得

(2)学生ビザで大学、語学学校へ留学する
(6ヵ月〜数年程度)

6ヵ月以上滞在するための有力な方法の一つが
「学生ビザ」による留学です。

デリーには大学をはじめ、語学学校、音楽学校など
さまざまな教育機関があり、その多くが外国人留学生を
受け入れているといいます。

大学や大学院への正規留学では、授業がほぼすべて英語
で行われることもあり、一定以上の英語力を求められる
場合もあります。

入学試験を実施している学校は少ないようですが
選考の際には高校(または大学)の成績が重要になると
いいます。

選考基準は大学または学部ごとに異なるため
事前の確認が必要です。

なお、「India Career」(http://goo.gl/Vj1WD )
というサイトでは、各分野別の大学リストや入学資格、
コース等が検索できるので参考にしてみよう。

一方、英語に自信がない場合は、大学ではなく語学学校
を選択することもできます。

英語が準公用語とされるインドでは
英語を学べる語学スクールが多数存在しています。

デリー市内には「British Council」や「Inlingua」、
「International Language School of Canada」
など世界規模の有名スクールがあるほか、デリー近郊の
新興都市グルガオンにも「Prime Speech Power
Language School」といった語学学校があります。

学費は学校やコースによってかなりばらつきが
あるため、詳細は必ず確認しましょう。

また、念のため学生ビザが下りるか
どうかの確認も忘れずに行ってください。

ある程度、英語ができるのであれば
公用語であるヒンディー語を学んでみるのも
いいでしょう。

例えば、日本人の留学先としても人気の
ヒンディー語学校「Kendriya Hindi Sansthan」の
デリー校では、初級から研究者向けまで5つの
コースがあり、授業料は年間3万ルピー(約4万6000円)
程度のようです。

ヒンディー語学留学はロングステイしながら現地語を
学べるので、先々インドで就労などのビジョンを
持っている人にはとくにオススメです。

学生ビザ取得の手続きは、おおむね以下のとおりです。

まず、学校に問い合わせて必要書類(健康診断書など)
を確認、あわせて入学願書を入手します。

必要書類と願書を提出し、授業料を払い込んだら
学校側から入学許可証と学費払込証明書を発行してもらいます。

以上は基本、現地に出向いて行うことになりますが
郵送で対応してくれる学校もあります。
※ただし非常に時間がかかるようです

その後、日本のインドビザ申請センターへ
「パスポート」「顔写真」「ビザ申請書」
「英文履歴書」「英文の預金残高証明」
「航空券予約確認書」、そして
「入学許可証」「学費払込証明書」とそのコピーを
持参してビザを申請します。

申請書類に問題がなければ、通常は
入学期間分のビザが下りるといわれています。

なお、ビザの発給には時間がかかるので
授業がスタートするまでに取得できるよう余裕を
持って申請すること。

インドに入国後は、2週間以内にデリーの
外国人登録事務所(FRRO)で外国人登録を行います。

その際は、学校からのスポンサーレター、パスポート
そして住まいの賃貸契約書が必要になります。
※家探しについては第3回目に詳述

なお、日本の留学エージェントの中には
さまざまなインド留学コースを用意している
ところもあり、費用は総じて高いようですが
煩雑な手続きに自信がなかったり現地での
サポートが必要な人は、問い合わせてみるのも
一案でしょう。
インドロングステイ生活や海外移住&海外留学やデュアルライフ最新情報

ロングステイと就職最新情報

(3)雇用パスを取得して働きながらロングステイ
(1年以上-)

経済発展が著しく、日本企業の進出がじわじわと
増えているインドでは、日本人の求人数も
少なくないといわれています。

とはいえ、雇用パス(就労ビザ)の取得はそう簡単
ではありません。

インドのビジネスシーンで用いられるのはほぼ
100%英語です。

インドで働く場合、ヒンディー語が話せないのは
さほど問題にならなりませんが、英語がまったく話せない
というのは問題のようです。

せめて日常会話程度の英語力がないと
一般的にインドでの就労は厳しいのが現状です。

さらに雇用パス取得のハードルを上げたのが
2010年にインド政府が定めたガイドラインです。

インド政府はそのガイドライン内で
「外国人労働者に就労ビザを発給する際は
年収2万5000USドル(約192万7000円)以上の
所得を保証すること」という条件を新たに
設けています。

また、ビザ申請の際には、申請者がインド国内の
人材では代替できない技能を持っている旨を
明記した証明書をインドの雇用主に発行して
もらわなければならなりません。

つまり、インドの就職では「英語力」と
「日本での実務経験」がカギとなります。

それでも雇用パスの取得にチャレンジしたい人は
まずは就職先を見つけることから始めましょう。

インドの求人情報は「パソナ・インド」や
「キャリアクロス」「Indoto Consultancy
Private Limited」などの求人サイトに掲載されています。

また英文のみだが世界最大規模の就職情報
ポータルサイト「monster」のインド版など
にも情報があり、また、必ずしも仕事が見つかる
保証はありませんが、観光ビザで入国し、現地の
コネや人脈を辿りながら探すという方法もありますが
ただしリミットは6ヵ月間です。

幸運にも就職が決まれば、日本で就労ビザの申請をし
必要書類は「パスポート」「顔写真」「ビザ申請書」の
ほか「履歴書」、「日本の所属会社からの推薦状(申請
者が会社に所属していない場合は自己推薦状)」
「インドの雇用主からのAppointment letter」
「雇用先の会社のプロフィール」、「労働契約書の原本
とコピー」「雇用主発行のオリジナル誓約書」
「雇用主発行のオリジナル技能証明書」などが必要にな
る。もちろんすべて英文だ。必要書類の詳細については
インドビザ申請センターのウェブサイトを参考ください。

以上をまとめると、ベストシーズンの乾季のみ観光ビザ
で滞在し、残りの半年は日本で過ごすデュアルライフ、
もしくはインドでしばらく語学力を磨き、現地で就職し
てロングステイ、というのが現実的といえるでしょう。

「スポンサードリンク」

第3回目は現地での起業、
そして家探しについてお伝えしたいと思います。

第1回のインド最新情報は
こちらを今すぐクリック!

●在留邦人向け安全の手引き
在インド日本国大使館は
こちらをクリック!

※1「2ヵ月ルール」は不法滞在やテロ対策として導入
されたといわれるが、観光業界などから批判の声が相次
いでおり、インド政府は見直しを検討しているといわれ
る。ビザ・アプリケーションについてはひんぱんにルー
ルが変更されるため、在日インド大使館やインドビザ申
請センターのウェブサイトなどで常に最新情報をチェック
しておこう。

※2ただし、インドからネパール、スリランカなどの隣
国を経て再びインドに戻るといった旅行などで2ヶ月以内
にインドへ再入国する場合は、観光ビザ申請時に
「英文の旅程表」「空路すべてのEチケットコピー」など
を提出することで最大3回の再入国許可証を取得できる。
その際、許可料金として別途1400円が加算される。

「スポンサードリンク」

あなたへオススメや探しものが見つかりますよ♪
今すぐチェック!


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ